IMPREZA-NET。

▲ メニューへ

VN5型レヴォーグ ハンドル下パネル ( 運転席の足もと ) のバラし方


今回は VN5型レヴォーグの ハンドル下の内装 ( コラムカバー含む ) のバラし方です。
カスタマイズで電源取りやスイッチ設置などを行う際の基本的な作業となります。

近年の車両の場合、後付け市販スイッチなどを付けられる場所があまり無いため、コラムカバーもスイッチ設置場所の有力候補と言えます。


【 用意するもの 】

  1. 内張外し用の工具、または、プラスチックのヘラなど
  2. プラスドライバー ( 長め、普通サイズ、短めの 3種があると良いです )
  3. マスキングテープ


内装は傷が付きやすいので、なるべく幅広のマスキングテープを全体的に貼って保護しておきましょう。

なお、作業される際は自己責任にて行って下さい。


コラムカバーの取り外し



このネジが見えるところまでハンドルを回し、長めのドライバーを使ってネジを外します。
ネジはハンドル軸を挟んで左右にありますので、左右とも外します。



ウインカーレバー下のこの部分は、少し回すと外れます。
判りやすくするため写真ではマスキングしていませんが、マスキングで保護する事をお薦めします。
外すと穴になっていますので、そこに指をかけてコラムカバーの下半分を下側へと引っ張って外します。
左側にはハンドル調整用レバーがあります。
カバーが外れやすい位置にレバーを動かして調整すると良いです。



コラムカバーの下半分が外れたところ。
上半分もこのまま持ち上げれば浮かす事が出来ます。
LED やスイッチ等の埋込作業が充分に行えます。


運転席の足もとパネルの取り外し



ダッシュボード右横のパネルを外します。
オレンジ色の矢印 のところ )

内側に付いているプラスチックのピンで留まっているので、隙間に内張外し工具やヘラなどを差し込んで外します。
その際、上の写真のように 白色の矢印部分 のゴムパーツを部分的に外しておいた方がパネルは外しやすくなります。



ダッシュボード右横パネルを裏側から見たところ。
ピン位置はこのようになっています。



上の写真の のところにあるネジをプラスドライバーを使って外します。



左側のネジは、パネルの下のほうにあります。



ネジを抜いたら、ハンドル下パネルを引っ張って外します。
ピンを傷めないよう、なるべく水平に引っ張るようにするのがコツです。



ハンドル下パネルを裏側から見たところ。
ピン位置はこのようになっています。



実際には、パネルを引っ張り出しただけではスイッチ配線などが繋がっていますので、まだ完全には外れません。



スイッチ裏側です。
ここにあるコネクターをひとつずつ抜いて行きます。
( オプションの装備具合によってスイッチ類の数は多少異なります )



コネクターには 「 爪 」 と呼ばれる部分があって、その部分を押して外す仕組みになっています。
例えば、上の写真のコネクターでは 矢印 の方向へと押すとコネクターを抜くことが出来ます。



左側には蛇腹のホースに繋がったパーツがネジで留まっていますので、プラスドライバーを使って外します。
ここはやや短めのドライバーのほうが作業がしやすいと思います。



これで完全に外す事が出来ました。



記事掲載日 : 2021/04/23